2025年04月17日

「WizLabo Dialogue 2025」開催レポート

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目次

2025年3月にユーザー会「WizLabo Dialogue(ウィズラボダイアローグ)2025」を開催しました!
(このイベントは、Light/Plus/Oneユーザー様を対象としています。)

WizLaboリリースから3年が経過し、Light/Plus/Oneプランは1,600社を超える企業様にご採用いただいております。

ここまでWizLaboをともに育てていただいたユーザー様の日頃のご愛顧に感謝するとともに、ユーザーの皆様との対話を一層深めていきたいという思いから、東京、名古屋、大阪の3会場にて約5年ぶりとなるご来場形式でのユーザー会を開催しました!

それぞれ「ホテルメトロポリタン」「名古屋観光ホテル」「リーガロイヤルホテル大阪」で実施し、総勢146社、221名の方にご参加いただきました。

今回の記事では、当日のセミナーの様子をご紹介します。

ぜひ、ご一読ください!

 


 

初めに、東京、大阪会場では、弊社代表取締役社長の白井恒太より、名古屋会場では名古屋支店長の黒田康之より開会のご挨拶がありました。その後、以下の4つのテーマでの講演が行われました。

WizLaboの進化と未来  ~WizLabo2.0が決算開示業務を変える~

最初のセッションは、弊社執行役員 ICT営業部長の池主丞が登壇し、宝印刷で初となるブランディングムービーをお披露目しました!また、WizLabo2.0の全体概要についてご説明がありました。

ブランディングムービーは、下記からもご覧いただけます。

“WizLabo”というプロダクト名には、「使っていただく方が開示書類作成の熟練者、達人となれるような革新的プロダクトをお客様と共創する」という想いを込めています。決算関係者が本質的業務に従事できるよう進化し続けたいと考えています。

これまで、API連携によるデータの統合や、WizLabo Boxによるデータ収集の合理化、監査法人様との連携強化を進めてまいりました。

WizLabo2.0では、AIの本格実装やWebサイトへの連携も推し進め、より効率的で高度化された業務環境をご提供します。これからも更なる高みを目指してまいりますので、引き続きよろしくお願い申し上げます。

 

AIエージェントが切り拓く財務DX ~AI業務効率化、AIリスク分析の最前線~

続いて、公認会計士であり財務AIシリーズの開発を手がけるジュリオ株式会社 代表取締役の姥貝賢次氏より、財務DXを成功させるためのAIの導入方法についてご説明いただきました。

本セミナーは、生成AIの一種である大規模言語モデル(LLM)の仕組みを実際にデモンストレーションしていただきながら、AIの導入プロセスも具体的に解説いただくなど、とても興味深く有益な内容でした。

LLMは「単語と単語のつながり」を予測する発想に基づいており、”厳密な計算”には対応しきれません。そこで役割の異なる複数のAIを組み合わせることで、財務会計業務でも活用できる「数字に強いAI」が実現できます。

実際に導入する場合には、複数のAIを段階的に導入することで、リスクを最小限に抑えながらAIの恩恵を最大化できます。持続可能な形で運用し続けるためには、継続的なアップデートが必要なほか、責任の所在や証跡管理などガバナンスも重要です。

AIが定型作業を担うようになると、人の役割が変わります。経理・財務部門の役割は、不正検知やリスク管理、さらには経営戦略への貢献へとステージが広がっていくのです。

経理部はサステナビリティ情報開示にどう向き合うべきか

第3セッションでは、宝印刷D&IR研究所 取締役の片桐さつきより、サステナビリティ情報開示を行う上でのポイントについてお話しがありました。

宝印刷D&IR研究所のESG/統合報告研究室では、ディスクロージャーを根幹としてIR・CSR・ESG分野を研究し、「統合思考を軸としたコーポレートコミュニケーション」が実現できるようアドバイザリーを行っています。

外部環境の変化が激しい現代において、企業の中長期的なビジョンをステークホルダーへ伝えるためにはサステナビリティ情報は必要不可欠です。これからの企業には、情報開示をひとつの戦略として捉え、財務情報と非財務情報を繋ぎ合わせる思考「統合思考」を駆使することが求められます。

統合思考を用いて、自社にとって意義のある発信を戦略的に行うと、短・中・長期的な自社の価値を正しくステークホルダーに共有できます。また、統合思考を用いた情報開示を行うためには部門間の壁を越えたコミュニケーションが必要であり、情報開示体制を強化していくことが結果的に自社の組織の強化、ひいては企業価値の最大化に繋がります。

WizLaboの最新機能と『WizLabo2.0』のデモンストレーション

セミナー最後のセッションは、弊社執行役員 ICTソリューション部長の牟田知郭より、WizLaboの機能をメインとした最新情報について、デモンストレーションを交えてご紹介がありました。

直近のバージョンアップでは、WizLaboおよびAPI連携を使ったコミュニケーション機能が搭載されました。

WizLabo2.0では、AIを活用した、和英同時開示を見据えた翻訳機能、および、有価証券報告書や決算短信における数値の整合性や記載内容のチェック機能の実装を予定しています。

その他、CMSを開発中であり、WizLaboの決算数値をCMSへリンクすることで、正確でタイムリーなディスクロージャーが実現できるようになります。

また、WizLaboに関し、お客様に安心してサービスをご利用いただくための適切な開発と運用が行えている証として、「SOC1(System & Organization Control)レポート」取得に向けて準備中(※2025年3月に取得済)です。

 

懇親会の様子は、後日掲載します!楽しみにお待ちいただければ幸いです。

今回は多くの方にお忙しい中ご足労いただき、改めまして、誠にありがとうございました!

今後もユーザー様同士の交流会やイベントを実施して参りますので、ご参加いただけましたら幸いです。

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