開示業務をスムーズに!中期経営計画の開示パターンと自動化のすすめ

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企業が中長期的な目標を設定し、その目標に対してどのような施策を講じていくのかを計画した「中期経営計画」。
そんな中期経営計画ですが、開示パターンがいくつかあるのはご存じでしょうか?
今回は、中期経営計画と開示の関係性と、中期経営計画の代表的な開示パターンについてご紹介します。
中期経営計画と開示の関係性
中期経営計画の書類は、おもに中長期的(3~5年)に1回開示するものとなっています。
任意開示書類としてTDnetに提出しない場合と、縦覧書類としてTDnetに提出する場合があり、ほかにも中期経営計画のお知らせとして、適時開示書類としてTDnetに提出する場合もあります。
このように、一言に「中期経営計画」といっても、書類の提出パターンが多岐にわたっています。
中期経営計画の代表的な開示パターン
企業のIRサイトでは、掲載する資料の性質に応じて、決算期ごとに振り分けるか、開示日ごとに暦年で振り分けるかのどちらかのパターンで開示を行っています。
しかし、中期経営計画は決算短信や決算説明会資料といったほかの書類とは異なり、開示パターンも各社各様です。
提出パターンだけではなく開示パターンも多岐にわたる中期経営計画ですが、なかでも代表的な開示パターンを3つご紹介いたします。
パターン1:振り分けをせず、すべて一覧で表示する
決算期ごとや開示日の暦年ごとなどで振り分けをせず、中期経営計画というまとまりですべて一覧で表示するパターンです。
過去から現在にわたり、いままで開示したすべての中期経営計画が確認しやすい形式となっています。
パターン2:決算期ごとに振り分ける
決算短信や決算説明会資料を決算期ごとに振り分けており、それらにあわせて決算期ごとに中期経営計画を振り分けて表示するパターンです。
各決算期ごとに確認することができるうえ、ほかの資料と振り分け方が同じのため、全体で統一感を感じられる構成になります。
パターン3:開示日ごとに暦年で振り分ける
開示日からどの年にあたるのかを振り分け、暦年別に表示するパターンです。
いつ提出・開示されたかから中期経営計画の書類を確認したい場合に、確認しやすい構成となっています。
中期経営計画は、提出するパターンも開示するパターンが多岐にわたるため、IRサイトへの開示作業を手動で行う際に「どのパターンで振り分けていたか」を確認する部分から対応が必要となります。
また、提出頻度が一定ではないことから、作業頻度も非常に少ないのです。
作業方法を失念してしまったり、開示業務の担当者が変わるなどしてしまい、スムーズな開示ができなくなるなどの影響が出る恐れがあります。
このような開示業務における問題を解決できるのが、宝印刷が提供するサービス『WizLabo Library』です。
WizLabo Libraryでできること
提出パターンを問わず、Webサイトに書類を自動掲載
縦覧書類や適時開示書類としてTDnetへ提出した中期経営計画の書類を、自動でWebサイト上に反映することができます。
また、TDnetに提出しない任意開示書類としての中期経営計画の書類も、WizLabo Libraryに登録することで、自動でWebサイト上に掲載可能です。
さまざまな開示パターンに対応
WizLabo Libraryを活用すれば、任意のページの指定した部分に、掲載したい書類を自動で掲載することができます。
今回ご紹介した3つの開示パターンにも対応しているため、あらかじめ開示パターンを設定しておけば、「どの開示パターンで掲載していたか」、「この日付の開示書類はどこに掲載すべきか」といった確認の手間を削減することができます。
WizLabo Libraryでは、今回ご紹介した中期経営計画に関する内容以外にも、開示業務に関する豊富な機能を取り揃えております。
WizLabo Libraryについてもっと詳しく知りたい、こういった開示方法は可能かといったご相談がありましたら、ぜひ以下のリンクからお問い合わせください。