PDCA管理のDX化~予算担当者の尽きない悩みと高まる需要~

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みなさまは『予実管理システム』にどういった印象を持っていますか?
あまり身近なものではないため、印象が薄いと感じる方も多いと思います。
このコラムでは、予実管理システムが必要とされている理由を深掘りしていきたいと思います。
予実管理システムの需要は、PDCA管理のDX化から
PDCAとは、業務や品質の継続的な改善を目的とした手法のことです。
Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Action(改善)のサイクルの頭文字が由来となっています。
企業の目的のひとつとして、株主価値の最大化があります。
また、投資家の関心は将来にあり、それは企業の“成長戦略”。まさに“予算”にあたる部分です。
そして“予算”が改善や成長に向けた指標となって“現場を動かす”といったことが考えられます。
予実管理と紐づけたPDCAサイクルは、次のようなイメージです。
「Plan(期初予算)→Do(実績)→Check(予実差異分析)→Action(期中修正予算)」の順でサイクルをまわし、2周目以降はPlan(期初予算)を除いた「Do(実績)→Check(予実差異分析)→Action(期中修正予算)」の順で予実管理を行うケースが多いです。
予算担当者は、企業の将来を担う成長戦略を作成し、現場を動かすという大きなタスクを背負っています。
それがゆえに悩みも多く、とくに近年ではこれらに関するDX化の需要が高まりつつあります。
お客様のお悩みの実例
お客様から実際にお寄せいただいたお悩みとして、「向こう3年の資金シミュレーションの進め方に苦慮している」、「予算と実績の乖離が大きいことによる、期末着地見込みの報告作業の負担の増加」といったものがありました。
お客様のニーズとしては、Excelファイルを用いた作業の効率化でしたが、その裏には『Excelファイルを用いた単純作業』から『企業を成長に導く計画の作成にシフトチェンジしたい』という意識を感じました。
予実管理を効率化し、企業の成長を支援する『WizLabo Budget』
PDCA管理をDX化し、Excelファイルを用いた作業を効率化したうえで、さらに企業を成長に導く計画のサポートを可能にしたツールが『WizLabo Budget』です!
WizLabo Budgetは、予算財務諸表をWeb上で簡単に作成することができるクラウドシステムです。
予実管理と着地予想をクラウドで一元管理し、上場企業、IPO準備企業の財務戦略を効率的にサポートいたします。
期首予算や修正予算、着地見込みのデータをクラウド上で直接入力することで、Excelファイルの加工や収集作業を効率化し、部門別、セグメント別、製品別の予算や実績データを、リアルタイムで自動集計することができます。
また、予実分析やKPI予実、着地予想といった複数のシミュレーションを簡易的にレポート化することも可能です。
さらに、弊社が提供しているサービス『WizLabo』と連携することで、月次資料やIR社内資料の作成も効率的に行うことができます!
お客様からは「予実管理をDX化し、社員一人一人の予実管理(PDCA)意識を高めたい」というお話をよく伺います。
WizLabo Budgetを活用して、より便利に、より効率的に企業価値を向上させてみてはいかがでしょうか?
予実管理に関するお悩みや、WizLabo Budgetに関するお問い合わせがあれば、ぜひ以下のリンクからお問い合わせください。