使い勝手の良いUI、連結システムとのAPI連携により、
開示業務の効率化を実現
本質的業務へリソースを移行中
株式会社ネクスグループ
開示システムのリプレイスにあたり、連結システムとのAPI連携を中心に業務効率化を図られた事例について、株式会社ネクスグループ IR・財務・経理部 部長 山中様にお話を伺いました
導入背景
経験の浅いスタッフでも簡単に操作できること、利用者の視点でWebアプリの安心感を求めていました。
導入効果
全体工数の30%を削減。
特殊業務と受け取られがちな開示も、UI、使い勝手の良さから業務の平準化に寄与
■導入を検討した背景を教えてください
脱Excel
以前の開示システムでは、Excel中心のシステム運用でしたが、作業フローの煩雑さが解消されず、連結から開示までをシステム内で完結できないかと検討を進めていました。
ご紹介いただいたWizLaboは、API連携を使うことで当社の描くシステム構想に一番近かったため、検討を開始するきっかけとなりました。
■導入の決め手はどのような点でしたか
システムコンセプト
現状の業務に対してシステム化をさらに推進し、効率化を図りたいという私たちの考え方と、WizLaboの製品コンセプト(Simple、Connected、Utirity)がマッチしていました。連結システムとのAPI連携は代表的な例です。
会社対会社の信頼関係
システム導入時にもっとも重視しているのは、会社間での信頼関係を構築できるかという点です。
システム導入後は長いお付き合いとなりますので、営業の方を通して会社間での関係性が構築できたことは大きかったと思います。
■導入してどのような効果が実感できましたか
連結と開示間での連携作業の安定感、効率化
以前は、連結システムからExcelをアウトプットして開示システムに取込む方法でしたので、連携にはひと手間かかっていました。
WizLaboでは連結システムからAPI連携で直接データが連携されますので、連携作業での安定感、効率化を実感しています。
連携部分だけでも、会社によっては1人分の工数削減効果や早期開示といった効果も見込めるのではないでしょうか。それほどAPI連携の効果は大きいと思います。
連結システムとのAPI連携ができる環境であれば、ぜひ利用した方が良いと思います。
広範囲の作業を効率化
以前の開示システムではカバーしていなかった注記も、WizLaboでは幅広くカバーしているため、数値整合性チェックも含めて効率化できる範囲が広がりました。
本質業務への集中
Excelを介した作業の場合、Excel計算式の設定確認など、決算作業の本質とは異なる作業が求められます。システム化することによって、これらの決算に不要な作業を排除でき、決算作業に集中することができました。
また、WizLaboはOfficeライクなUIであることもあり、若いスタッフもクラウドのシステムを楽しそうに使っています。
■WizLaboへの期待
注記作業の効率化
子会社からの注記データ収集は従来からの課題でしたので、導入を決めたデータ収集オプションWizLabo Boxに期待しています。
データ収集以外では、注記の作成もシステムで効率化が図れることを期待しています。
経験の浅い方ですと、記載例や事例など参考にするものが多く、開示に対するハードルが高くなってしまいます。注記作成のハードルを下げられるようなシステム、サービスがあると良いと思います。
監査対応の効率化
WizLabo上で監査法人と、より効率的にコミュニケーションが取れる仕組みがあると良いと思います。
システムに全て求めるのは難しいのかもしれませんが、エビデンスの添付は必須になりますし、どの時点のデータを監査法人に見て貰うのかなどの版管理も必要になってきますので、ユーザーライクな機能開発をWizLaboに期待しています。
宝印刷
WizLaboのUIや連結システムとのAPI連携、さらにはデータ収集オプションWizLabo Boxなど、WizLabo製品、コンセプトを高くご評価いただきありがとうございます。
今後も、決算プロセス全体のさらなる効率化を図っていただけるよう、お客様の声を一番に、実務に有効な機能開発に努めてまいります。