残業なしで繁忙期を乗り切る、
理想のワークライフバランスを実現
北雄ラッキー株式会社
システム化による業務の標準化と効率的な引継ぎを実現。
チーム全体の作業負担軽減と生産性の向上を実現された
北雄ラッキー株式会社 経営企画室マネジャー 本間様に
お話しをうかがいました。
導入背景
メイン担当者の定年退職に伴うジョブローテーションに対応するため、
開示業務の標準化、効率化が急務に!
導入効果
チェック、転記作業など人力での作業を大幅削減
宝印刷の手厚いサポートでスムーズにシステム稼働を実現
■現在の開示決算の体制について教えてください
開示決算全体では7名で作業
入力のメインは経営企画部の本間様が有報を中心に作業。IR・招集については経営企画部の舛澤様が担当されており、経理部では残高試算表の作成を担当。組替以降の作業は本間様がWizLabo上で作業。チェック業務は取締役 吉田様を中心に皆様で実施。
■導入を検討した背景を教えてください
メイン担当者の定年退職に向けた業務の標準化・効率化
長年、開示に携わったメイン担当者の定年退職に伴い、開示業務全般の引継ぎが急務となりました。これを機会に業務の標準化、効率化の検討が必要になり当時使用していた開示システムとの比較検討を開始しました。
■導入の決め手はどのような点でしたか
自動化率の高さ
当時使用していた開示システムは手作業が中心で非効率でしたがWizLabo Plusへの切替により以下のような改善が図れると感じました。
・整合性チェック機能による広域なチェックの自動化
・リンク機能による、各文書への転記作業の自動化
・分かりやすいUIと動作速度の速さ
開示特有の業務も分かりやすく
開示書類にはXBRLのタグ付けが必要になりますが、設定作業や確認作業がとても簡単で、難解なXBRLもWizLaboであれば意識することなく作業ができそうだと判断しました。また財務諸表の自動マッピング機能は経験の浅い担当者でも使いやすい機能だと感じました。
引継ぎのしやすさ
開示システムの操作に不慣れなメンバーへの引き継ぎが大きな課題でした。以前使用していたシステムと比べ、シンプルさや動作速度が著しく異なっており、作業の導線も分かりやすかったため、初めてのメンバーでも迷うことなく作業ができると判断し、宝印刷のWizLabo Plusの導入を決めました。
■導入してどのような効果が実感できましたか
工数削減はかなりできたと実感しています。
これまでは決算作業になると22時頃まで残業し対応していましたが、WizLabo Plus導入により決算時でも定時退社が可能になり、理想的なワークライフバランスが実現できました。またWizLaboを使った引継ぎ業務も順調で、現在は新担当者で対応することができており、作業の標準化も実現できました。
チェック作業の大幅削減
従前の作業では書類毎の担当者が異なるため、金額の四捨五入や切り捨てに誤差が生じていました。WizLaboではデータベース一元管理により、部署間の数値の齟齬を防ぎ、WizLaboの整合性チェック機能により手作業を大幅に削減しました。気持ち的にも楽になり、落ち着いて作業できることで数値以外のケアレスミスも減りました。
リンク機能による一括更新
当期金額、増減額、増減率など表内だけでなく文書中の数値にもリンク設定することができます。更新作業もボタンワンクリックで最新数値に置換可能です。また当社はMD&Aの文書が頻繁に変更されますが、リンク設定が容易な仕様になっているため、手作業による更新漏れも防ぐことができるようになりました。
宝印刷のサポート体制
システム自体も操作性が良く直感的に操作できますが、マニュアルも分かりやすく、サポートも迅速な対応をしていただきました。困ったときには営業、CS担当が支援してくれる体制が整っているため初めての作業でも安心して進められました。
■WizLaboへの期待
以前のシステムから切替を行って半年が経過し、導入効果を実感しているため、特に課題は感じておりません。今後は、Office製品への連携機能の導入や、月次オプションの活用に向けて準備を進めて行きたいです。
監査法人との連携も効率化したいと考えているので、宝印刷が取り組んでいる「監査・開示DX研究会」については興味深く話を聞いております。外部との連携効率化については期待しています。
宝印刷)WizLabo Adapter(Office連携機能)、月次オプションについては改めて機能のご紹介をさせていただきます。WizLaboを活用した監査法人との連携効率化についても順次ご案内をさせていただきますのでご期待ください。